思考メモ

noteの有料記事ビジネスに課金してしまう流れの考察

更新日:

どうも、黒咲真雫です。

今回のタイトルですが、note には有料記事というシステムがあります。

それは記事自体が有料で課金しないと読めない、もしくは途中から有料の記事、有料のメンバーシップ(定期購読マガジン)に入ってると読める記事という3パターンがあります。

当たり前ですが、良く分からない人の記事を読む人はいないはずなので、課金をさせるように課金へのハードルを下げる必要があります。

本当に為になる記事ならいいですが、情報商材的な感じの記事も多いと思っているので、何故そう言うものにお金を支払ってしまうのかを考えていこうと思います。

~目次~

  1. 課金への心理的ハードルを下げる
  2. お金を儲けるためには、お金を支払う必要があると思わせる
  3. ファン(信者、囲い)を作る

1.課金への心理的ハードルを下げる

noteに限らず、インターネットの情報は基本的に無料でアクセスできます。新聞を買わなくてもニュース記事を見れば大抵の情報は入ってきます。

ジャンプやマガジンのような有料の週刊誌でさえ、読もうとすれば立ち読みが出来て無料でコンテンツを見ることが出来ます。

つまりそれだけ、人々がお金を払うことに抵抗があるという事です。

そんな中で有料記事を読ませようとするには、この抵抗値(ハードル)を無くすか、限りなく0にする必要があります。

そのため、単にいい記事ですよ、と書いただけではハードルを無くすことは出来ません。

では、ハードルを下げるためにどうすればいいのか考えると、

そもそも、noteに課金をすることは珍しいことではなく皆やっている、と認識させる必要があります。

ジャンプのような週刊誌で言えば、みんな立ち読みしているから自分も立ち読みをする、というようになりますが、レジ前にジャンプがあって立ち読みできないから他の人がジャンプを買うのを見れば、自分もジャンプを買うしかないな、と心理的に誘導させることが出来ます。

では、これをnoteに置き換えると、前回の有料記事は○○人の方が読んでくれて、彼らの感想は○○です!とTwitterの埋め込みとかを記事に入れるのです。

そうすれば、他の人も、この人の記事を買っていて、それで満足しているんだ、と心理的なハードルを下げることが出来ます。

また、有料記事を書いている人自体が、以前に有料記事を読んで、めちゃくちゃ役に立ちました、とか有料記事を読んだら彼女が出来ました!みたいに、有料記事を書いているユーザーに対する嫌悪感や疑心を無くすことで心理的なハードルを下げることが出来ます。

(こんな書き方してもそんなにハードルを下げることが出来ないと思うので、人を騙す方法みたいなのを読むことで、抵抗感を減らす術を身に着けるべきだと思います。)

2.お金を儲けるためには、お金を支払う必要があると思わせる

次にこの話なのですが、多分noteの有料記事で売れているコンテンツって、単なるお役立ち方法じゃなくて、

お金を儲けるにはどうすればいいのか、っていうことを書いているnoteです。

例:noteで売れるコンテンツを作るにはどうすればいいのか?⇒ゴールは有料記事によるお金儲け
 :ブログのPVを増やす方法⇒ゴールはPVを増やして広告収入やアフィリエイト収入を増やす
 :youtubeのチャンネル登録を増やす⇒ゴールは視聴回数を伸ばして広告収入

という感じで、お金を儲ける方法を教えるから、その対価としてお金を払ってね。

という流れに有料記事を購入させています。

本屋に行くと副業本やFXで勝てる方法、株価のテクニカル分析で勝つ方法、など、ゴールがお金儲けになっている本がたくさんあります。

それらの本も、単なるお役立ち情報を載せているのではなく、お金儲けの方法を教えるから、その代わりにこの本を買ってね、という流れで、「お金を儲けるためには、お金を支払う必要があると思わせて」います

ちなみに、本当にお金を儲ける方法があれば、人に教えませんよね。

自分の取り分が減らないパターンなら別ですが。

そして、この自分の取り分が減らないパターンというのが、noteにおける派閥のようなものです。

noteに限らず派閥は色々ありますが、派閥全体で今までより儲かるようになればいい、という考えなら派閥に方法を教えることはあると思います。

noteにおける派閥で言えば、「私はこの人のおかげで成功したので、まずこの人の記事を読むといいです!」とか言ってるやつです。

結構怪しい本とかだと、私には師匠がいてこの人から色々学ばせてもらいました。みたいな感じで書いてる本があります。

この書き方ってどういう理屈なのか分かりませんが結構警戒心が無くなり、心理的ハードルが下がるんですよね。

3.ファン(信者、囲い)を作る

アイドルに対するファンの立ち位置なら健全ですが、キング〇ングの西〇や、ホリ〇モンのようなオンラインサロンに入っている人は信者ですね。

信者を作ればお金を支払ってくれますが、自分は作り方は分かりません。

1つ言えるのは、過激な発言をする、炎上をするで注目を浴びると、99%の人はアンチになりますが1%の人は、意外と正しいかも?みたいな感情を持ちます。それらの人に対して、説得力のある説明をしてカリスマ性を見せれば1%の中の数%が信者となるのだと思います。

そういう方法は専門の心理学や話術本を読むことで身に付けるしかないと思いますが。

まとめ

以上が、「noteの有料記事ビジネスに課金してしまう流れの考察」になります。

noteの有料記事にお金を払うことを否定はしませんが、何でお金を払っているのか(お金儲けのためにお金を払っているのか)を一歩立ち止まって考えることは重要だと思います。

以上、それでは。

-思考メモ

Copyright© ブラック製造業社員の日々 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.