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【感想】若君さんと鬼ギャルさん(著)尾野凛【百合姫2021年8月号・読切】

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どうも、黒咲真雫(@baki_1771104)です。

今回は、百合姫2021年8月号に掲載されている読切の「若君さんと鬼ギャルさん(著)尾野凛」のジャンルや感想、著者情報を書いていこうと思います。

~目次~

  1. ジャンル
  2. 感想
  3. 著者情報

1.ジャンル

ジャンルとしては「まじめ系×ギャル」となっており、高校が舞台です。

まじめ系と言っても、学園の王子的な設定も入っています。

しかもギャルの方も学園の姫的な感じの人気物で、物語は姫である2人のトップ同士の掛け合いになります。

2.感想

特進科のまじめ系王子の「若宮百子 わかみや ももこ」(通称:若君)と

被服科のギャル系姫の「鬼島冴姫 おにじま さき」の2人が織りなすストーリーとなっています。

漫画全体としての感想ですが、特進科の生徒を描写するときは真面目さを出すために全員黒髪にして、被服科の生徒を描写するときは、髪色が明るかったり、服装が特徴的であったりとメインの二人だけでなく、モブの方もちゃんと書き分けをしていて、読みやすさに気を使っているのが感じられました。

また、キャラの1枚絵を魅せたい!という描き方でなく、漫画として描いてありましたし、セリフに合わせた口の開け具合でしたので読んでて違和感もなく、連載をしていても問題無い絵の上手さだと思います。

ストーリーは、2人の対立⇒対決し敗北⇒色々付き合わされる⇒…

という感じで違和感なく、話が進んでいきます。

登場人物がモブを含めると多いので、二人の百合に凄く焦点が向かっているわけでは無いですが、学園まじめ×ギャル百合ものとして重い感じを出さずにカジュアルに楽しめるコメディ寄りの作品になっていると思いました。

3.著者情報

尾野凛先生のTwitter:https://twitter.com/onorin_

尾野凛先生のブログ:尾野のお知らせブログ

ブログを見て気づいたのですが、「若君さんと鬼ギャルさん」は「女子校のプリンス(?)と、女子校のマドンナ(?)が、突然同じ校舎に放り込まれてバトるコメディです。」とのことでした。

尾野凛先生の作品

百合姫5月号 シュレディンガール (著)尾野凛 読切

尾野凛先生は百合姫5月号でも読切の「シュレディンガール」を載せており、こちらは登場人物がほぼ2人だけで百合度が高い話の構成になっていて、可愛さが溢れる作品になっています。

コミック百合姫 2021年5月号[雑誌]

 


百合姫8月号 若君さんと鬼ギャルさん(著)尾野凛 読切

コミック百合姫 2021年8月号[雑誌]

 


 

読み切りでも連載でも、尾野凛先生の作品をまた百合姫で読んでみたいですね。

(11月号にも読切が載るみたいです)

以上、それでは。

関連リンク

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