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【2022年4月号】百合姫の連載作品の感想【きたかわ最終回】

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どうも、黒咲真雫(@baki_1771104)です。

今回は、百合姫2022年4月号に掲載されている連載作品の感想を書いていこうと思います。

めっちゃ真面目に書こうとすると途中で心折れるので、Twitterに載せるような内容+αで書いていこうと思います。

また、内容に触れるので普通にネタバレありで、本誌の連載順に感想を書いていきます、画像は本文を投稿してから時間を見て追加していこうと思います。

1.私に天使が舞い降りた!

現実世界は冬真っ只中ですけど、作中では夏だし水着回でした。

まあ作品の絵柄的に水着回でよっしゃ!とはならないのですが、キャラ集結って感じで楽しく読めましたし、プールに行ってもいつものノリが楽しめるので読んでて安定感あります。

疲れている現代人にはこういう日常系が沁みる瞬間ってのがあるんですよね。

2.私の推しは悪役令嬢。

レイがゲームの中のキャラじゃなくて、プレイヤーっていう点でのチート感が思う存分発揮された回でした、これぞ異世界転生物における主人公の万能感ですね。

それにしてもレーネが兄妹愛者だったとは驚きました。

そして、レイ以外にもプレイヤーのような人間がいるみたいですね、確かにこのままレイがプレイヤー側の知識を使っていても物語に大きな起伏を作れませんよね、異世界転生物は別にそんなに読むわけではないのですが、主人公以外にも転生者がいるのは結構あるあるの展開何でしょうか。

烈海王が異世界転生したやつは同じように転生したキャラが何人もいたのでテンプレの1つである可能性は高そうです。

3.君と綴るうたかた

実はあまり自分はそこまでドはまりはしていない本作品ですが、表紙めっちゃオサレですね、17話のタイトルが丸裸ですからね。

今回の話は、二人の距離が凄くいい方向で縮まったなって感じがしてて、友好度から親愛度上昇にシフトチェンジしたと言うか、友達から親友になったようなお互いが心の内を曝け出せる中に1歩近づいたって感じです。

少しはシリアス展開からマイルド展開になるのかなって感じはします、病気が治るわけでは無いけど空気感の重さが軽くなるような展開に。

4.私の百合はお仕事です!

果乃子がめっちゃ辛い回ですね、寧々さんの話から一気にメインキャラに視点が移りました。

今回も含めてここからの話は、果乃子に感情移入できるかできないかで結構読み手の解釈と言うか、感情の揺さぶりが全然変わってくるのかなーって感じがします。

こっからどうすれば果乃子が救われるのか….

無いと思いますけど五衛堂さん絡みの話になって純加さんが助けてくれるみたいな、いや無いな。

文を書く訓練を受けていない人間が無理に考えるとこうなるので注意しましょう。

5.きたない君がいちばんかわいい

最終回であり、今月の百合姫の主役みたいな感じです。

題材と言うか、逃避行に出たときからハッピーエンドはありえなくて、じゃあどういった形で終わらすんだってなってこの形で作品を綺麗に終わらせられるのマジでまにお先生神ですね。

しかも1回海での心中を拒否してからの心中〆です。

今回のコマの中では、アイちゃんがベッドで泣いて涙が闇と言うか暗い海の底の落ちるような表現めっちゃ良かったです、ラストのシーンはそんなの当たり前なので言うまでもないです。

漫画って終わり方上手くいかないやつ多いですけど、きたかわは凄いですね、名作の終わり方です。

もうなんか言葉が出てこないです。

6.ロンリーガールに逆らえない

少し前の話で出たバイトの伏線を回収するようなバイト回でした。

日常回に近いというか、物語上の大きな進展はありませんでしたが、こういうのを楽しむのも百合の醍醐味の1つです。

7.女ともだちと結婚してみた。

読んでてほんわかしますね、ただ何か感想を特筆しようとすると難しいのが、この作品です。

この調子で上手くいって欲しいなあという気持ちで読んでいます。

8.ナメられたくないナメカワさん

まさかの次で最終回という展開です。

過去にナメカワさんをいじめていた、ギザギザ歯の少女はどっかの話でチラっと映っていたので、もうちょいなんか話があるのかと思いましたが、わりとあっさりでしたね。

ただ、確かにこれ以上話を掘り下げて展開していくのは、強めのキャラを追加してのループになってしまうのでここら辺が終わり時なのかもしれません。

新しいギャグ枠はどういうやつになるのでしょうか。

9.ヤンデレめる子ちゃんはせんぱいがお好き

ピクシブ百合姫オリジナル連載の出張見たいです。

ピクシブ百合姫は「きみ死ぬ」と「ヒロかん」しか読んでなかったので、本誌掲載でネットの方を読む読者を広げたいという狙いもあるのかもしれません。

甘々世界の百合なので、安心して読めますね、単に可愛い女の子が漫画の世界で動いているだけで読んでて良い気持ちになってくるのでありがたいです。

10.ゆるゆり

今回はしゃっくり回でした、ゆるゆりは基本何かお題を用意してそれで1話繋いでいく形式になっていますが、そのお題に対する風呂敷の広げ方がスゴイですね。

結衣の台パンで思いましたけど、こういう時に結衣ってすごく動かしやすいキャラですよね、意外性な行動をさせれば全てが絵になるっていう感じで。

そしてあかりの影の薄さ…

11.大室家

今回は花子回でした、個人的には撫子回が好きです。

みさきちがシール集められてなくて、凹み気味なところからの撫子のあの反応と対応、撫子恐ろしいですね。

12.アンドロイドは経験人数に入りますか??

略し方が分かんないですけど、この作品はエロ系ですが、ストーリーも意外に凝ってるし、ヤってるシーンの描写も性癖に刺さらせるような描き方なので上手いなあ、と思います。

ストーリー的には撫子がかなりの上位ロボットで、めっちゃ凄腕の研究者が作り出した感ありますが、何故あかねさんの元に来たのかってとこが謎ですね。

会うのが久しぶりでとっても楽しみって言ってる=近いうちに接触があるってことになりますけど、どういう形で接触させるのか、定期メンテナンス的な感じでしょうか。

13.君としらない夏になる

今回は、婚姻届けを書くことで、はるとひのの中で1ステップことが進んで、2人で生きていくに対して向き合っているってのが今回のメイン話でした。

ただ、バイクで面接に行く道中、雲行きが怪しかったので次の話は少し波乱の展開になるかもしれません、

君しらの話の落としどころがまだわかってないので、ここからどうなるのか楽しみです。

14.今日はカノジョがいないから

最近の百合姫で一番面白いんじゃないかと思っているのが今日はカノジョがいないからです。

今回の話は波乱幕開けって感じっと、今後の展開のために一気に種をばらまいた感がスゴイです。

夏目が雪に彼女がいることを告白し、風羽子が模試でかなりの高得点を取る頭の良さと、過去に何かがあった優月さんが登場し、かなりの男嫌いが分かり、夏目とゆにの間では温度差が生まれ、そこに付けこみ風羽子が教室で大胆に触りつつ大阪デートを提案。

どの方向にでも物語を進められるって感じで、今後の展開にワクワクが止まりません。

というか全ページ絵が上手すぎて、とんでもないクオリティですよね、あと黒の使い方が上手い。

15.踊り場にスカートが鳴る

今までずっと抱えていた、きき と みちるのギクシャク感が解放されるお話でした。

このギクシャク感ですが、互いに互いが勘違いと言うか一方的な思い違いからのものだったので、それが解消されるとすごく気持ちがいいですね。

また、踏ん切りをつける意味でのペアになった宣言や、自分でパートナー側であることの告白ってのが成長を感じられてすごくいい表現だと思いました。

あと、カウントダウンの1・2・3でタイミングが合っていく描写めっちゃ良かったです、ある種の爽快感と達成感を感じられました。

16.ふたりエスケープ

今回は、ちくわぶエスケープという謎なサブタイトルで、最初は何でおでんの具が?と思いましたが読み進めていくとめっちゃエモい話になっててすごい持ってかれましたね。

いつものふたりエスケープの良さはオタクが幻想を抱く学生の頃のバカさ加減で社会人としての辛さを中和するっていう、程よい現実逃避感で、それがいつもは2人の世界の中だけで完結していますが、今回の話では他者を巻き込んでいるってのがポイントのような気がします。

先輩の「やめたら本当にいなくなっちゃうじゃん、あたしたちが信じてるかぎり、ちくわぶはどこかで元気に生きてる」これめっちゃいいセリフでしたね、時々先輩いいこと言うんだよな~ってのがありましたが今回はそれが限界突破していました、

まとめ

今回の百合姫ですが、出張掲載含めて全部読みました、いつも大体全部読んでいるのですが、自分が百合姫を読み始めたときは食指が動かなくて読まなかった作品が多かったのですが(あと、途中の話が分からなくて読めない)、いつの間にか抵抗がほとんどなくなっています。

自分の変化もありますが、単純に百合姫に乗っている作品のレベルが格段に上がってきているためだと思います、画力もですがストーリーも良いやつが多いので、作家さんのレベルと編集さんのレベルが上がって生きているのでしょうか。

わりと黄金期感があるので、このまま続いて欲しいですね。

以上、それでは。

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