どうも、黒咲真雫(@baki_1771104)です。
私はPrime Readingで書籍や漫画を読むことが多いのですが、今回は気づきが得られた本として「食べても太らず、免疫がつく食事法(著:石黒成治)」について、読んでる最中に要点を抽出したので、それをまとめたいと思います。
長くなりそうなので今回はPart1です。
「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方
~目次~
- どんな本なのか
- 要点まとめ
1.どんな本なのか
まず、この本がどんな本なのかですが、「マインドフルネスと禅と精神医学」の3つの観点から「脳の疲弊」を取ることを軸に書かれた、現代社会で抱える疲れを無くすための本です。
書かれていることは実践しやすく、布団やベッドの上で出来ること、寝るときに出来ること、歩きながらできることばかりで、内容も一貫性を持ったものになっていて胡散臭さがなく信頼できる内容になっています。
2.要点まとめ
疲れは3種類
人の疲れに関してですが、大きく分けると2つあり、「身体の疲れ」と「脳の疲れ」です。
そして「脳の疲れ」を分けると「心の疲れ」と「マルチタスクによる疲れ」に分かれ、身体、心、マルチタスク、と3種類の疲れが大元の疲れです。
職場の人間関係に悩んでいればそれは「心の疲れ」ですし、メールの返信を考えて、そんな時に電話が来て、担当者に内容を説明して電話を替わってもらう、これは「マルチタスクによる疲れ」です。
そして、私たちの脳や体には「疲労を促進する因子」と「疲労を防御する因子」があり、どんなに脳を使っても「疲労を防御する因子」が働けば脳は疲れません。
楽しい事、興味のある事をしているときには「疲労を防御する因子」が活性化しています。
その因子として、「不安を軽減し、脳の疲労を防止するセロトニン」、「鎮痛効果や幸福感の増強効果を持つβエンドルフィン」、「脳細胞の成長や修復に寄与するBDNF(脳由来神経栄養因子)」があります。
よく、集中力が極限まで高まっている状態を「フロー」、「ゾーン」と表現しますが、これはシングルタスクに集中している状態で、脳を疲れさせないコツはマルチタスクを辞めこのシングルタスクの状況に取り組むことです。
良く世間で、マルチタスク出来る人間が立派、すごいみたいになっていますが、マルチタスクは脳への疲れが大きいので辞めた方がいいです、そもそも本当にマルチタスク出来ているのか怪しいですが。
また、マルチタスクではなく、物事をすぐに切り替えて、シングルタスクを積み重ねているのが仕事の出来る人なのかもしれないです。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスをシンプルにとらえると「シングルタスクを習慣づけるための練習法」である。
座禅やヨガに集中して取り組む、つまりシングルタスクをすることによって脳疲労が軽減され、再びエネルギーが充填されます。
また、自分がやりたいと思った行動を取る=「自分をコントロールする」ことが大事です、私たち人間は自分では抗えないものにしたがって生きているとどんどん疲弊し、自己肯定感が下がっていくからです。
実践編その1
・瞑想呼吸
これは普段無意識で行っている呼吸を集中して意識して行う、技です。
座ってても立っててもいいので、頭のてっぺんから一本の糸で吊られているようなイメージで背筋を伸ばす。
ゆっくり鼻から息を吸って、空気をいっぱい体の中に取り込み、ゆっくりと鼻から吐く。
これを繰り返し、次第に呼吸をコントロールすることを手放して、鼻を出入りする空気の流れか、お腹のふくらみやしぼみの感覚に注意を向けて観察を行う。
実践編その2
・ボディスキャン瞑想
これは身体の中をMRIを撮るような感じで、それぞれの部位(頭、肩、胸、腰、足など)に意識を向けて、丁寧に観察していく瞑想の事です。
まず、仰向けに寝て30秒くらい「呼吸瞑想」をします。
導入として、「両方の足の指先」に意識を集中させてどんな感じがするかを感じ取る。
それを、脚、腰、胸、手、腕、肩、首、最後に頭へ持っていき感覚を感じ取り、再び30秒ほど「呼吸瞑想」を行って1サイクルとなります。
これは私(ブログ主)も実際にやってみましたが、効果がありこれにしか集中しなくなりますし、就寝に入るタイミングでやったので気づいたら寝ていました。
マインドフルネスとしてもいいですし、安眠にも効果がありそうです。
残りはPart2へ
「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方
続きは次の記事の更新の際に書きます。
以上、それでは。
関連リンク
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