どうも、黒咲真雫(@baki_1771104)です。
今回は、百合姫2022年1月号に掲載されている読切の「若君さんと鬼ギャルさん(夏)、著:尾野凛」のジャンルや感想、著者情報を書いていこうと思います。
ちなみに、タイトルに(夏)とありますが、読み切りの前作が2021年8月号の百合姫に掲載されていました。
以前の感想はこちらになります。
【感想】若君さんと鬼ギャルさん(著)尾野凛【百合姫2021年8月号・読切】
~目次~
- ジャンル
- 感想
- 著者情報
1.ジャンル
ジャンルとしては「まじめ系×ギャル」となっており、高校が舞台です。
まじめ系と言っても、学園の王子的な設定も入っています。
しかもギャルの方も学園の姫的な感じの人気物で、物語は姫である2人のトップ同士の掛け合いになります。
なお、前回の読み切りの話を通して、2人の距離は縮まっています。(付き合っている明言はされていないです)
今の百合姫のラインアップで比較すると結構ほんわかしたストーリーですし、優しい絵のタッチが癒されます。
2.感想
今回は前回の話の続きでしたが、読んでいなくても分かる内容になっています。
水着の紐を外されてから、プールでイチャイチャしつつ、でも意地でも足を付けないでゴールするっていうのが2人の性格を上手く表現していているな~と思いました。
背景はそこまで凝っていなくて読みやすく、でも水中にいたりプールにいたり、というのが分かるように表現されていて、読んでいて疲れないし、その分キャラが映えている描き方な気がします。
描き方で言うと、トーンの使い方が上手で、目で感情を表現するのも上手だな、と読んでて感じました。
百合姫って好評だった読み切りの続きが読めるのがいいところだったり、読み切りを複数回掲載して、なんかしらの水準に至った時に連載がスタートすることが多いので、連載が始まったら嬉しいですね。
個人的に今の百合姫は黄金期なんじゃないかってレベルで読める作品が多いし、実際人気作が多いのでなかなか連載に食い込むのは難しいと思いますが、個人的にやさしいタッチの絵柄がもうちょっと欲しいところなので、連載して欲しいですね。
やさしいタッチの絵柄でライバルになりそうなのは、先月の読み切りの金子ある先生の「君のわたをつめかえても」でしょうか。
やさしい系というかほんわかやさしい系の絵柄でしたが、連載するとしたらどっちかって感じがします。
多分百合姫の中でどういうジャンルを何種類入れるかっていうのが大まかに決まっているはずなので…
3.著者情報
尾野凛先生のTwitter:https://twitter.com/onorin_
尾野凛先生のブログ:尾野のお知らせブログ
尾野凛先生の作品
百合姫11月号 うわさの花子ちゃん!
まさかのストーリー展開の読切で、結構を不意を突かれます。
百合姫5月号 シュレディンガール (著)尾野凛 読切
尾野凛先生は百合姫5月号でも読切の「シュレディンガール」を載せており、こちらは登場人物がほぼ2人だけで百合度が高い話の構成になっていて、可愛さが溢れる作品になっています。
コミック百合姫 2021年5月号[雑誌]
百合姫8月号 若君さんと鬼ギャルさん(著)尾野凛 読切
コミック百合姫 2021年8月号[雑誌]
読み切りでも連載でも、尾野凛先生の作品をまた百合姫で読んでみたいですね。
以上、それでは。
関連リンク
中の人⇒https://twitter.com/baki_1771104
ブログ更新のみ⇒ブラック製造業社員の日々 (@ff14noire1) / Twitter
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