思考メモ 新書

自己啓発と自己啓発本の違いについて

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世間で自己啓発本が嫌われていますが、自己啓発は大切だと言われています。

自己啓発という単語を両者とも使っていますがそこには何の違いがあるのかを説明したいと思います。

自己啓発とは本人の意思で自分自身の能力を開発したり精神的な成長を目指してるすることを指しそのための訓練を行うことを意味します自己啓発は特に能力開発や自己実現などのテーマにおいて扱われより良い自分やより大きな成功を達成するために行われます。

このように自己啓発という意味だけを考えれば自己啓発は自分の成長に繋がるという意味では全く悪いことではありません。

しかし自己啓発セミナーや自己啓発本が嫌われているのはなぜか、それは自己啓発セミナーや自己啓発本が一種の洗脳のように思われたり、最終的にオンラインサロンに繋がっていたり、その人の信者がいるために怪しいという印象を持たれています。

私は自己啓発本を読んだことがありますが世間のイメージとは違いどちらかと言うとやる気を起こさせる本という印象でした。

習慣を変えれば行動できる、結果が変わる、のように人をやる気にさせるのが一般的に本屋で売られている自己啓発本です。

しかし自己啓発セミナーであったり、最終的にオンラインサロンなどに加入させることが目的の自己啓発本もあります、本当にそれは自己啓発本なのかという疑問もありますが世間の自己啓発のイメージというものはそうなっていると思います。

ではそういうものではなく「習慣を変える」など、本当の自己啓発本に書かれてることは実際どんなことであるかということを少し解説したいと思います。

世間にはたくさんの本自己啓発本がありますが、世界的に有名な物は「思考は現実化する」という題名のナポレオンヒルの本が一番有名だと思います。

このナポレオンヒルが書いた本の中で、「アンドリューカーネギー×ナポレオンヒル一流の思考」という本がありますが、その中の引用を抜粋して紹介しようと思います。

(抜粋するものは、私が電子書籍で読んでメモしておいた部分になります。)

「 大きな成功、は積極的心構えというものを知り、それを実行することによって成し遂げられることがわかるはずだ。積極的心構えは目標や願望をその通りの物質的、金銭的実体に変える自然の働きを促す。心構えとはアイデアや計画に作ろうを与える心の特性のこと。」

「人間が獲得するものは、その人が何らかの形で行った、有益な仕事の結果なんだよ。私の財産は、質の良い大量の鉄鋼という明確な価値のあるものを他人に提供した結果、えられたものだ。

「最初に目標の達成につながる原因を作ることだ。この点を是非強調してほしい。この原因とは調和の精神をもって行う有益な仕事のことだ。

「心の訓練ができていない人に効果のある最も良い方法は、目標を完全な文章にして書き出し、それを少なくとも毎日一度は大きな声で読み上げる習慣をつけることだ。」

「何年も前に、私は完全無欠な心などひとつもないことを悟った。二人以上で心を合わせ、明確な目的に向かって強調しながら働くと、一人でやるよりも大きな力が出る。

「私の富は、進んで重い責任を引き受け、多くの種類の仕事やってきた結果」

「彼らが現在の地位にいて、今の賃金に甘んじているのは、ひとえに自分で心に設けた限界のせいだ。

「君が、 他人の役に立ちたいと言う強い願望の実現に力を尽くせば、その仕事の価値は自然に周囲から認められるようになるだろう。

「成功=他人の権利を侵すことなしに、人生に求めるものを何でも得られる力」

「自己能力の10の法則 1明確な目標を持つ習慣 2決断の早さ 3健全な性格 4感情の厳しい自制 5有益な仕事への強い願望 6仕事についての十分な知識 7あらゆることに対する寛容さ 8個人的な仲間への忠誠心 9知識への持続的な活動 10活発な想像力」

「エンスージア六を生み出すための出発点は、話し手が、伝えようとする考えについて、正義と揺るぎない信念を持っていることだ」

「失敗には注目に値する特別な効果があるんだ。それはどんな失敗もその失敗自体の中に、相応の利益への種子を含んでいる」

「信念は、心の中からその敵となる要素を一掃すれば育てられる」

「信念についてあれこれ言うのはやめて実際にやってみることだ。これ以上簡単なことがあるかね?」

「信念を育てるのに最も良いやり方は、まず目標を決め、自分に可能な手段を使って、目標達成への努力をすぐに開始すること」 

 ぶつ切りで、このような言葉が書いているわけではなく、対話の中に含まれていましたが、これらの引用を読んで感じたように、人にやる気を与えるのが自己啓発本です。

 自己啓発本を読んで、実際にやる気を起こし行動できるかはその人次第ですが、世間で誤解されている自己啓発本のイメージとは全く違うものだと思います。

 やりたい目標があるのに、上手く行動を起こせない人がいたらその人には自己啓発本をお勧めしますが、これを読んで満足しないことです、行動しないと何も変わりません。

 また、自己啓発本を読んでモチベーションが一時的に高まってもその反動で、無気力状態になることもあります(これは個人的な感想です)、なので少し気を付けた方がいいかもしれません。

 以上、それでは。

 

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