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【感想】2.5次元の誘惑がめっちゃジャンプしてて熱く面白い件について【アニメ化/にごリリ】

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(このブログは、製造業社員の平凡な日常を淡々と描く物です。 過度な期待はしないでください。)

1.はじめに

どうも、黒咲真雫(くろさき まな)(@baki_1771104)です、Kindleの集英社セールで全巻買ってドはまりしたオタクです。

今回は、TVアニメ化が決定し、ジャンププラスで連載されている「2.5次元の誘惑(リリサ)」(通称:にごリリ)を読んだら普通にめっちゃハマったので魅力とか感想を語る回です。

1話リンク:[第1話]2.5次元の誘惑

2.エロ系ラブコメ漫画ではない

まず、この誤解を解くのが一番重要なんじゃないかと思います。

表紙とか、1巻の内容を読むとどうしても露出が多かったり、メインヒロインの後に幼馴染系ツンデレ負けヒロインが出てきたりと、エロ重視のラブコメに思われてしまう内容だと思います(自分も最初はそう思っていました)

しかしそれは誤りです。

公式Twitterにも書かれていますが、2.5次元の誘惑(リリサ)は「コスプレ青春熱血マンガ」です。

公式Twitter:https://twitter.com/ririsa_official

しかし、この青春熱血が前面に押し出されるのが少し後になってしまうんですよね。

ここがちょっと勿体ない、でもコスプレ漫画が目を引くには当時では難しく、今となっては「その着せ替え人形は恋をする」が大ヒットしていますが、連載当時は2019年で、着せ恋もアニメ化決定してたわけではない時期なので、しょうがないと思います。

(着せ恋3巻の初版が2019年5月)

ただラブコメ要素は主軸では無いだけで勿論含まれてはいます

3.コスプレとカメコに焦点を当てていて、ギャグテイスト多め

コスプレ漫画がそもそもあまりなく、アニメ化した着せ恋は衣装作り×メイク×ラブコメ みたいな構成なんですが、にごリリは衣装作りの部分はメインヒロインであるリリサが超人的能力で片付けてしまうので、そこまで焦点が当てられていませんし、メイクもほぼゲンスルーです。

しかし、メインヒロインであるリリサの目標がROMを作ることなので、撮影の仕方だったり、カメラマン(カメコ)が結構登場します。(撮影や囲みシーン多め)

他の差別化要素としては、パロディネタが多く(主人公もヒロインも大体オタクだから)、ボケとツッコミも多く挟まるので笑えるカットが多かったり、お約束のサービスシーンが多かったりって感じでかなり読みやすい作品になっています。

なかでもパロディネタはかなり守備範囲が広く、ニコ動からハルヒ、ハンターハンター、エルデンリングまで多いです。(オタクに優しい漫画)

4.ライバルの存在や仲間が増えて行くところがジャンプしてる

友情・努力・勝利と言えばジャンプの三要素で、仲間が増えるとか、敵やライバルと戦う、成長して勝つ、こんなのがジャンプ系漫画は勿論他の漫画にも沢山含まれていますが、コスプレを題材にしたにごリリでもここら辺の描写は多いです。

他のコスプレイヤーは別に敵というわけでは無いですが、(作中では他のコスプレイヤーは仲間と表現されている)、カメコが群がる囲みの大きさ、クオリティの高さ、ストイックさなどで強さ的なものが測られ、コスプレ四天王というライバル的な存在がいたりとか、一緒に遊んだりコスプレ(併せ)をする仲間が増えて行く、みたいな感じでかなりジャンプしています。

しかも、遠い存在であった四天王と併せをするなど、ある意味かつて敵だったキャラとの共闘みたいな熱いシーンもあるので、王道ジャンプ漫画しています。

そういうところで行くとお色気要素が多いのもジャンプしているかもしれないです。(そんな無くてもいいけど、あれば、「ありがとう」…それしか言う言葉がみつからない、ってなる)

5.熱い思いでコスプレをしている

コスプレ熱血青春漫画の、コスプレは分かりやすい、青春も学校が舞台で男女の組み合わせをしている、じゃあ熱血は?何してるの?、となります。

それはメインキャラ(主人公サイドやライバルサイド、※別に敵では無いけどね)が何でコスプレをしているのか、どういう思いでコスプレをしているか、どんな思い入れがあるのか、ここら辺の思いが熱血しているんです、みんな熱い思いや葛藤・悩み・プロ意識を持ってコスプレしています。

単に絵が上手い、女の子が可愛い、サービスシーン多め、みたいな漫画はいくらでもありますが、それじゃあ名作になれないです。

重要なのはストーリーなんです。

名作エロゲは抜きゲーではなく泣きゲーであるように、軸となるストーリーにエロが付随しているだけであって、にごリリも軸となる熱血コスプレストーリーに露出が多い衣装が登場したり、着替えシーンが付随しているだけなんですよね。

6.終わりに

語りたいことは大体語れたって感じです。

魅力的なキャラが多いので、是非読んで欲しいですね。

現在巻数が16巻と結構多いので、追うのが大変かもしれませんが、アニメ化記念でセール待ちするか、ジャンププラスの解放(リリース)を待つか、的な感じで手を出しやすいときに手を出すといいかもいいかもしれません、自分も50%還元セールの時に買いました。

以上、それでは。

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