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【22年2月号】百合姫の連載作品の感想や考察【Part1】

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どうも、黒咲真雫(@baki_1771104)です。

今回は、百合姫2022年2月号に掲載されている連載作品の感想を書いていこうと思います。

連載作品を一気に全部書くと長くなりそうなので今回はPart1です。

また、内容に触れるので普通にネタバレありで、本誌の連載順に感想を書いていきます、画像はどこまで載せていいのか分からない(転載になってしまう)ので表紙とイチオシの1コマってことで掲載させていただければ、と思います。

~目次~

  1. 私の推しは悪役令嬢
  2. ささやくように恋を唄う
  3. 私の百合はお仕事です!
  4. 踊り場にスカートが鳴る
  5. 私に天使が舞い降りた!
  6. ゆるゆり
  7. 大室家

1.私の推しは悪役令嬢

第16話:中庭事件

巻頭カラーからのスタートですが、バッドエンドの夢でしかも「またこの夢」と言っています、バッドエンドだとクレア様の結末は命絶たれるになっちゃうので、なんとしても回避したいのがレイの1番の願いです。

ただ、どこら辺にルート分岐があるのかちょっと分かりせんが、日常回やテスト、実技試験という学校の中メインからわざわざ今回平民運動を持ってきたので、ここら辺に大きな分岐点があるのかもしれませんね。

現代社会でいう私たちは、貴族・平民の後者に当たるわけなので、納めた税金で贅沢されちゃあ納得いきませんよってなりますね。

まあ現実問題は置いてといて、協会関連の話が出てきたりユー様に協会勢力の血が流れていたり、その付き人の男が平民運動家に手を出してしまったりと波乱の幕開けという感じです。

こっからはちょっと話が重くなって、バッドエンドルート回避への動きが見えてくるのかも知れません。

2.ささやくように恋を唄う

29話:練習と、マネージャーと、秘密。

今回のお話は買い物デートからスタートでした。

初期のころは付き合いたての2人のデートや、付き合う前のお出かけがありましたが、付き合った後にこんな感じで買い物デートしているのはかなり久しぶりな気がします、ストーリーの本筋もいいですがこういった日常の切り取りって感じもいいですよね。

そんないい感じの雰囲気の中で、ローレライ(志帆先輩のバンド)に行かないとってとこで、依先輩の気持ちが嫉妬の方面に向かうのリアルな落差があって読んでて楽しいです。

そんな中に入ってくる百々花先輩と始先輩の表紙です、破壊力バツグン…!

ファミレスで口元のクリームを取るというイベントを差し込んでくださるのもありがたいです…。

部活とかの活動帰りにファミレスに寄ってってのが青春感あっていいですよね、意外と見落としがちな漫画における大切な要素なのかもしれません。

あと今後の話の起点として、動画投稿することを入れておいたのと、それはサブで、メインにバンドを組んだきっかけで来月にどっかに連れて行くという話の持っていき方上手でしたね。

来月連れて行くっていう話の展開ですが、どこかに見に行くというよりも実際にバンド活動としてどっかのライブハウスに出演とかなのかなって気もします。

一応かなり上手くてプロ目指してる設定でもあるので。

素直に続きが気になりますね、このバンドの関係性がどうやって出来たのか気になります。

3.私の百合はお仕事です!

シフト48:恋はいつも

今回は五影堂さんが入ってからのリーベでのお話で、寧々さんがの気持ちがどんな感じにうつろいで行ったのかが良く分かる話でした。

読者目線だと、ギャル先輩の方が人を見る目があるよなってなりますよね。

普通にギャル先輩と寧々さんにくっついて欲しかった側の人間としては読んでてなかなかつらい話でしたが、物語上仕方がないことです。

五影堂さんは自分がどう見られているか分かっていて、かつそれを利用して動くことが出来るタイプの人間なので、わたゆりの中でいいスパイスになっていますね。

過去編は8割ぐらいストーリー進んだ感じあるので、このままリーベを去るまで書くのかわざわざ丁寧に描写する必要無いから飛ばすのか、どうなるのかなって感じです。

ただ最後のラインのやり取りで、今後寧々さんがどう自分のなかで折り合いを付けるのかが気になるところです。

寧々さんは遊ばれていた状態なので、それを白黒つけてスッキリさせたいのでしょうか。

表紙以外でのイチオシの1コマはこちらのシーンになります。

4.踊り場にスカートが鳴る

第9話:rise and fall

最初のシーンは、朝練後の日常の1コマからです。

ききの「ちょっと蒸すねえ」から前回の紫苑がききの隣にいるための理由が決まり2人ぎこちなさが無くなった話である、雷雨の次の日であることが分かります。

月間連載だと前回の内容忘れがちでちょっとした場面転換でつながりが分かりづらくなってしまうことがありますが、このような表現があることで時系列の繋がりが見えてきて何気なくいい一言だったな、と思います。

あと、目は隠して口元だけで、ききのスッキリした気持ちを現していますね。

鳥羽見さんが、成績あんまり良くないのは可愛げがあっていいですね、最初は頭良い系だと思っていましたけどあんまり良くない設定の方が、性格的に合っているような気がします。

ききが長身でどうしても大人っぽくなってしまうので、少し子供っぽさが残る鳥羽見さんの学力はこれぐらいかな、という感じでバランスいいですね。

鳥羽見さんとききのメインストーリーですが、大会を通じたけどなかなか波長が合わないですね、ききは紫苑との関係はいい感じに落ち着きましたがペアがゴシップとして見られることや、単純にダンスのタイミングが合っていないところがある。

鳥羽見さんから見たら、家でのやり取りを勿論知らないのでペアを解消して自分と組んだことを公開しているんじゃないかと思っている、目標のカドリールの遠さを実感して焦っている、という人間関係とダンス、両面でのすれ違いがあるので、次回以降でここら辺の解消が進んでいくといいですね。

イチオシの1コマは部長と環のカニたまコンビのダンスです。

1コマ前の目をパチっと合わせるコマとセットですが、どちらも綺麗です。

5.私に天使が舞い降りた!

第92話

今回はパジャマパーティー会です、パジャマパーティーってメジャーなんですかね?

ゆるゆりでは結構メジャーで、シャニマスではパジャマパーティーしているカードがありますけどそれ以外では見たことが無いような気が。

2次元の描写だとめっちゃ可愛いけど3次元描写だとかなりキツイ、それがパジャマパーティーだと勝手に思っています。

わたてんはいつも通りの起承転結が綺麗にまとまっている4コマを提供してくださっています。

やっぱり重い系ばかりでも読んでて疲れちゃいますから、わたてんとかゆるゆりみたいな気軽に読めるものもあるといいですよね。

今回のイチオシの1コマはノアちゃんがホラーを怖がっているシーンです。

6.ゆるゆり

180話:ウソツキ

今回のゆるゆりの表紙はちなつですけど、なもり先生は黒の使い方が上手いですよね。

黒でちゃんと形を認識させて来るのはなもり先生やハンターの冨樫先生の得意技なのかも知れません。

そして今回は、ノンアルのお酒でイタズラしちゃう回でプラシーボ効果がすごいことになっていましたね。

特に好きなのは結衣がめっちゃ得意げになっているシーンです。

そしてあかりちゃんは、こういう時にもちゃんと空気になっているのがあかりちゃんって感じです。

ちょっと話は逸れますが、お酒に弱い女の子って可愛いですよね、強くても楽しく飲んでれば全然いいんですけど顔の一部が赤くなっているとかが特に良し。

居酒屋行って、他の卓の子でしたが、耳がすごく赤くなっていて「いいね、うんうん」と勝手に思っていました。

ゆるゆりの安定感は凄いです、はずか回がほとんどないですから。

7.大室家

81話

今回の大室家はゆるゆりの実質続きみたいな話でこちらは櫻子がノンアルコールの梅酒を飲ませようとしています。

しかし、櫻子は顔に出やすいし、花子も撫子も勘がいいです。

というかポテチ食べてスイーツ食べて酒飲むのは完全に社会人って感じですよね。

そしてこう見えて櫻子がめっちゃ酒に弱くて、噛んだり、いろいろをしているってのが美味しい展開でした。

縛られてるし、ひまわりがちょっとテレてるってのか想像を膨らませます。

まとめ

前半7作品の感想書きましたが、今百合姫の全盛期なんじゃないかってぐらい読める作品が多いですし、面白い作品が多いです。

どの作品も画力高いですし、ストーリーも良いです。

このマンガがすごい!にいくつか入っているのも妥当でしょう。

百合姫自体も500ページぐらいあってボリューム感もいいです。

ただ、途中から入るのが難しかったりする作品が多いので、Kindleで2巻ぐらいまでPrime Readingに追加してもらえると読める作品が増えそうでありがたいな~って思ってたりします。

後半のPart2と読切作品のみの感想を近々上げる予定です。

以上、それでは。

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