前回の記事で、第46回目の資産運用成績推移を公開しました。
今回はその続きで、その1週間後の資産運用成績について、公表したいと思います。
※第1回目はこちら(公開の1回目ですが、以前から買い付けはしていたので評価額が560万円ほどあります)
【第1回】資産運用成績推移【インデックス投資】2021年6月20日
この記事の目的2つあり、
①毎日の変動には惑わされないようにすること
②長期的に見たら年率7%の平均リターンが出ると言われていますが、それが本当なのか確かめたい
という点です。
つまり、この記事は恐らく5年・10年と続きます。
では、本題の資産運用成績推移を1週間前との比較で見ていきましょう。
~目次~
- ETFの比較
- 投資信託の比較
- 積み立てNISAと全体の運用益
1.ETFの比較
先々週金曜終値
先週金曜終値
先週との比較ですが、含み益が+16万円で先週比でほぼ変化なしです。
ETFのTOPIXは+2600円ぐらいで売却しました、結果論ですがもっと粘れば上がっていましたね。
ただ完全に結果論しか生まれない世界でどういう選択をするか、これは実際にお金を動かしている人にしか分からない感覚だと思います。
そしてS&P500は落ちていっています。
というか米国が下がり続けていますね、落ちているナイフを掴むなと言いますが、回復期を逃がすと大きくリターンが下がるのも事実ですので、じゃあどうするかというのは個々人の思想に依りそうです。
機械的な判断をするならドルコスト平均法で定期的に、となります。
2.投資信託の比較
先々週金曜終値
先週金曜終値
今週の投資信託の含み損益は80万で、先週比で4万減です
上にも書きましたが、いつまで下げ相場進むか分からないので、ドルコスト平均法で徐々に買っていきましょう。
私は取り敢えず、金曜日にS&P500に5万、外国株式インデックスファンドに5万の買い注文を入れました。
株を扱うと単純な考えが出来なくなりますが、安いときに買うのがお得です。高いハンバーガーと安いハンバーガーどっちを買いますか?
なお、この中に「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド」という見慣れないものがあります。
これは、「ウォール街のランダムウォーカー」を読み直していた際に、現代ポートフォリオ理論として「債券にレバレッジを掛けてポートフォリオのリスクを下げつつリターンを高められる」方法として取り上げられたためです。
本の中では、「リスク・パリティー運用」と呼ばれています。
また、株式:債券=60:40のポートフォリオにした際に、リターンの振れの90%は60%の株式に起因していて、2008年の株価大暴落ではトータルが25%も下落してしまい、債券がリスクヘッジになっていないという事も触れられています。(持っている割合が同じぐらいでもリスク(振れ幅)の大きさが全然違うため)
3.積み立てNISAと全体の運用益
先々週金曜終値
先週金曜終値
総合計評価額は640万円と先週よりも43万円減です、ですがETFを売却していますので、含み益で比較すると、4万減です。
先週に引き続き、今週も減っていっています。
ここで焦って売る人は損する人だと思いますので、売らずにゆっくりしていましょう。
心が荒んでしまう方は、ここから1か月相場を見ないようにするのがいいかもしれません。
そもそも長期投資は、積み立てているのを忘れる、相場を見るのを忘れるぐらいの心持ちで、やるのが良いです。
どうせ売るのは数十年後だったりするので。
以上が、今回の運用成績報告となります。
関連リンク
中の人⇒https://twitter.com/baki_1771104
ブログ更新のみ⇒ブラック製造業社員の日々 (@ff14noire1) / Twitter
ちなみに、なんでこんな感じのインデックス投資をするようにしたかというと、以下の本を読んだためです。
以下の本は実際に読んで勧められる内容なので、是非チェックしてみて下さい。
はじめての人のための3000円投資生活
内容が難しくないので投資本を初めて読む人にお勧めです。
私が一番最初に買った資産運用本です。
はじめての人のための3000円投資生活
お金が勝手に増えていく! カンタン! インデックス投資完全ガイド
水瀬ケンイチさんというインデックス投資歴15年の方のムック本です。
内容が分かりやすいですし、水瀬ケンイチさんの資産の流れも分かります。
お金が勝手に増えていく! カンタン! インデックス投資完全ガイド (洋泉社MOOK)
ウォール街のランダムウォーカー
インデックス投資におけるバイブルのような位置づけの本です。
ただ、500ページあるのである程度知識が無いと読むのが大変です。2回、3回読むと全体像がつかめてきます。
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)
敗者のゲーム
FXや短期トレード、個人でファンダメンタル分析などをしている人達すべてを含めて、敗者と位置づけした、インデックス投資至上主義の本です。マーケットのお金は9割ぐらい機関投資家が動かしているので、この考えは正しいと個人的に思います。
ウォール街のランダムウォーカーよりも読みやすいです。
敗者のゲーム[原著第8版] (日本経済新聞出版)
マンガでわかる最強の株入門
漫画を交えて描かれており株の事を取り敢えず知りたい、という方向けの本です。
難しい専門用語はあまりなく、ファンダメンタル分析はどんなものか、テクニカル分析はどんなものか、など基本的な知識を付けることが出来ます。
また、株は甘くないという事も読んでいれば結構伝わる内容になっていると思います。
ただ、投資信託やETFについてはほとんど触れられていないです。
マンガでわかる最強の株入門
以上、それでは。
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