どうも、黒咲真雫(@baki_1771104)です。
前回の記事で、第53回目の資産運用成績推移を公開しました。
今回はその続きで、その1週間後の資産運用成績について、公表したいと思います。
※第1回目はこちら(公開の1回目ですが、以前から買い付けはしていたので評価額が560万円ほどあります)
【第1回】資産運用成績推移【インデックス投資】2021年6月20日
この記事の目的2つあり、
①毎日の変動には惑わされないようにすること
②長期的に見たら年率7%の平均リターンが出ると言われていますが、それが本当なのか確かめたい
という点です。
つまり、この記事は恐らく5年・10年と続きます。
では、本題の資産運用成績推移を1週間前との比較で見ていきましょう。
1.ETFの比較
先々週金曜終値
先週金曜終値
先週との比較では、含み益が+18万で変化無しです
全体的な相場として円安がさらに進行したことが挙げられるでしょうか。
ただ、それ以外には特に変化が無かったように感じます
2.投資信託の比較
先々週金曜終値
先週金曜終値
今週の投資信託の含み損益は+101万で、先週比で3万減です
外国重視のポートフォリオなので円安になれば評価は上がるはずですが、若干下がっているので円安具合よりもNYダウなどが下がったのでしょうか。
相場が動くことにに理由を見出すのは無駄に近いですが、自分の動きを決めることは出来ます。
取り敢えず自分は今まで通りの積み立てです。
なお、この中に「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド」という見慣れないものがあります。
これは、「ウォール街のランダムウォーカー」を読み直していた際に、現代ポートフォリオ理論として「債券にレバレッジを掛けてポートフォリオのリスクを下げつつリターンを高められる」方法として取り上げられたためです。
本の中では、「リスク・パリティー運用」と呼ばれています。
また、株式:債券=60:40のポートフォリオにした際に、リターンの振れの90%は60%の株式に起因していて、2008年の株価大暴落ではトータルが25%も下落してしまい、債券がリスクヘッジになっていないという事も触れられています。(持っている割合が同じぐらいでもリスク(振れ幅)の大きさが全然違うため)
3.積み立てNISAと全体の運用益
先々週金曜終値
先週金曜終値
総合計評価額は706万で先週とほぼ変化が無いですが、含み益で比較すると、+129万で3万円の減です
積み立てNISAはほぼ変化が無いんので、投資信託の動きに引っ張られていますね
資産分散で株、債券、REITが配当出るタイプのものですが、それ以外に商品(コモディティ)があります
一応ここでは、穀物や金属、石油などの資源に対して、ということにしておきますがこれらも持っておいた方がいいんでしょうかね。
個人的には結局それらの資源を動かすのは企業であり、得られた利ザヤは企業の懐に入り業績が上がります。
業績が上がれば株に反映されるので株価が上がります。
なので、ヘッジのためにコモディティを持っておく必要は無いんじゃないか?という気もします
日本の例だと、商社は昨今の状況で大きく利益を出しています
大手商社6社 過去最高益の見通し 資源価格上昇で上方修正
大手商社ではコロナ禍からの世界経済の正常化が進む中、鉄鉱石などの資源が高値で取り引きされていることなどから、7社すべてが今年度1年間の最終的な利益を上方修正し、このうち6社が過去最高になるという見通しを示しました。
大手商社7社が発表したことし4月から9月までの半年間の中間決算は、新型コロナのワクチン接種などで世界経済の正常化が進み、鉄鉱石や石炭などの需要が増え資源価格が上昇したほか、北米や新興国での自動車関連事業が好調でした
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211105/k10013336241000.html
商品自体は上がる下がるでしか、利益、損失はありませんが企業はそれらがどちらに動いても利益が出るような形で経営をしているはずです。
そのため、単に商品を持っているよりもリスクは小さいはずです。
(ここでいうリスクは勿論標準偏差ですが、商品と商社のリスクリターンの正規分布を調べていないので最終的な答えは出ません)
結論としては、別に商品ではなく、それを動かす会社の株を買っておけばヘッジが効くのでは?、ということです。
金属であれば住友金属鉱山とか、石油であればENEOS、穀物メジャーは日本にいないのでアメリカのアーチャー・ダニエルズ・ミッドランドなど、というように企業はいくらでもいます
以上が、今回の運用成績報告となります。
関連リンク
中の人⇒https://twitter.com/baki_1771104
ブログ更新のみ⇒ブラック製造業社員の日々 (@ff14noire1) / Twitter
以上、それでは。
End