思考メモ

ファスト映画、実況動画、漫画村、本要約、違法と合法の線引きはどこか。【雑記】

更新日:

どうも、黒咲真雫です。

最近、ファスト映画の投稿者が逮捕されました。

これは著作権法違反の容疑での逮捕です。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062300862&g=soc

そこで問題になるのが、著作権法違反になる著作権侵害はどこが線引きになるのか、という事です。

これは違法と分かりやすいのが、

コンテンツを丸々一本アップロードする行為です。

一番わかりやすいと思います。

これは漫画村や、ひまわり動画などの違法アップロードと分かりやすくやっているやつです。

しかしここからの線引きが難しいです。

1割ならOKか、5割までならOKか、画像や動画はどこまで引用していいのか。

MADで直接物語は分からないにせよ、どこまで素材として使っていいのか。

これは非常に難しい問題で、2次創作の界隈ではグレーゾーンとして扱われていて、公式にどこまでいいですか、と聞くのはNGで、公式が黙認するところまでは、というのが共通倫理としてあります。

また、同人誌は紙での売買は黙認、電子データとしての売買はNGという、利益をどれだけ稼げるのか、という面でも黙認の具合が変わります。

同人界隈は広いようで狭い界隈なので、わりと自浄作用が効いている気がします。

次は、実況動画について考えてみます。

現在は、ほとんどのゲーム会社が認めていて、PS4にも生放送できる機能が組み込まれています。

しかし、7~8年ぐらい前はゲーム会社が認めるということは無く(今のように実況者が公式に呼ばれることも無い)、新作を上げるのはゲーム会社に迷惑がかかるから、発売後1年経ったら、半年経ったら、というように投稿者が自分がやっていることが良くないことだと自覚して、あまり迷惑がかからないようにしようという気持ちでやっていた世の中でした。

ちなみに、公式に著作権侵害で消されている動画も多くありました。

ただ、Part1は消されないで残っていたり、というはあったのでやはり黙認するラインがあるのだと思います。

なお、最俺のような有名実況者がいますが、彼らは昔改造ポケモンの実況などもしていました。

今は99%の人は知らないと思います、当然動画は非公開です

改造ポケモンは東方だったり、アルタイル・シリウス・ベガ、というものであったりです。

改造ポケモンをやる場合は、カセットのデータを自分で吸い取るか、ネットにあるROMを拾う必要があります。

ROMを拾った場合は違法です。(一般的に割れ、と呼ばれています。)

ぐるたみんという、インターネットカラオケマンが、われたみん、と言われているのはそのためです。

(割れ特有のいかくのエフェクトにより発覚⇒いかくは本来ポケモンのみにかかるが、割れだと画面全体にかかる)

ここら辺は、グレーゾーンではなくアウトゾーンです。

ソフトそのものの違法ダウンロードや、改造だからです。

では、単なる実況動画は何故OKになったのか

これは恐らく、マインクラフトが原因です。

以前から、実況で知って実際に買いました、という勢力がある程度いました。

しかし、動画を見て買うのをやめたのか、買う気になったのか、パラレルワールドに行かないと分からないので、机上の空論みたいな感じでした。

しかし、マインクラフトの実況動画から時代が一変します。

マインクラフトは特にストーリーがあるわけでは無く、物を創造していくゲームです。

つまりネタバレという要素がありません。

そんな中で、実況動画の広がりとともに売り上げの増加があったため、公式が実況動画を容認する方向に向かっていったのです。

現在はPS4だと録画禁止区間(生放送でも映らない)があるので、公式の線引きというのが凄く分かりやすくてよいと思います。

Youtubeで広がる本の要約

これで一番分かりやすいのは、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが行っている、Youtube大学でしょうか。

本の要約をして動画で発信するというものです。

本のデータをpdfで上げているわけでは無いですが、本の要になる「情報」を動画の形で公開しているので、ファスト映画に近い形態を取っていると思っています。

小説や漫画は、文や絵が重要になるので、概要を説明する=情報公開、では無いと考えています。

ビジネス書で、こうするといいですよ、という情報を公開する=本を買わなくても本が伝えたいことを得られるなので、要約=違法なのか、ファスト映画に近いものなのか、という考えです。

現状で言うと、本の要約は違法になっておらず(著作権侵害で訴えを起こしていない)、それどころか、本の帯で、Youtube大学で紹介されました、などと宣伝文句にしている状態です。

これは全然悪いことでは無く、むしろ動画投稿者と出版社がWin-Winの状態になっています。(金銭のやり取りは無いだろうが、相互的に利用し合っている状態で非公式公認みたいなもの)

そしてこれが上手くいっていないのが、ファスト映画です。

私は見たことありませんが、10分程度で映画の最初の流れからラストまで知ることが出来ると聞きます。

こうなると、ファスト映画でいいや、となって実際に映画館に行かないので映画館は困るというわけですね。

しかし、ここで疑問に思うのはファスト映画で見なくていいや、となったのかファスト映画を見て本編も見たくなった人がいるのか分からないという点です。

マインクラフトが風向きを変える前の実況動画界隈みたいなものです。

ただ、ファスト映画投稿者は公式に著作権侵害で訴えられていますし、やっていることは実際にそうなので完全に黒です。

しかし、実況動画界隈がそうだったように、これを上手くプラスの方向に持っていければ、映画業界は、1人でも映画館に来る人を増やすことが出来る道筋を作ることが出来ると思います。

ただ、昔の実況界隈は「収益化」という概念が無く、「人を楽しませたい」という気持ちでやっている人が多かったですが、現在は「収益化」という金銭が絡むことで、やれることは全部やれ、数字が全てだ、みたいな風潮があり、この壁が昔の実証界隈と違う点です。(あと、ゲームは実際に遊ぶコンテンツですが、映画は見るコンテンツということ)

ここの壁を上手く乗り越えれば映画業界と投稿者がWin-Winの関係になれるかと思っています。

案の一つとしては、ファスト映画の収益が全て映画業界に行くようなシステムにするのが丸く収まるでしょうか。

これはYoutube側の影響が大きいですが、映画業界に対するデメリットが一番小さい方法です。

投稿者が得するかどうかは純粋に映画好きが増えてくれ、というような心の持ちように依ります。

まとめ

ファスト映画、実況動画、漫画村、本要約、違法と合法の線引きはどこか。というタイトルでしたが、ここの線引きは現状は公式の訴えに依ります。

ただ、昔の実況界隈がそうだったように、ビジネス書におけるYoutube大学のように、投稿者と業界がWin-Winになれる世界を目指していくのが一番だと思います。

-思考メモ

Copyright© ブラック製造業社員の日々 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.