どうも、黒咲真雫です。
今回はバランスの取れたポートフォリオについて考えてみようと思います。
取り敢えず、ポートフォリオに組み込む資産はこれら3つにします。
1.株式
2.債券
3.REIT
何故これら3つにしたのかというと、持っていれば配当や利息といったリターンが得られるものだからです。
金や他のコモディティ、暗号資産、外貨は持っていても特に価値は生み出さず、売買したときの差額がリターンになります。
差額しかリターンにならないので、意識は保有しておくことでは無く、価格の上下に行ってしまいます。
これは長期的に資産運用をしていく中で雑念にしかならないので、やらなくてよいと思っています。
それでは本題の、株式・債券・REITのバランスについて考えてみようと思います。
ここで考えるのは3つの資産クラスと、国内・先進国・新興国の3つです。
つまり3×3=9個の組み合わせがあるという事です。
意外とポートフォリオの組み方は自由があるように感じられます。
ちなみに、国内=日本でお願いします。
まずは、株式と債券のバランスについてです。
9個の組み合わせがあるのでそれぞれ11%ずつ持てばバランスが良いですが、そうすると債券の比率が高いし、国内の比率も上がります。
歴史を見ると、債券と株式では株式の方が伸びているので株式の方を増やしたいです。
その為、債券を5%株式に移して、債券6%、株式16%にしてみます。
こうすると株式:債券=3:1でバランスが取れているように感じます。
次に国内、先進国、新興国の比率についてです。
まず、国内で持っている資産について考えてみます。
国内で持っている資産は、自分が日本の会社で働いているという人的資産です。
貿易や海外に飛び回るみたいな仕事をしている人は少なく、基本的に言葉のスキルも無いので日本でしか働けません。
その為、人的資産は国内が100%です。
また、貯金も日本円ですし、家を持っている人は日本の土地という資産を持っているになります。
この状態だと、株などの資産を除いた国内資産の割合が相当高いことに気が付けます。
また、日本は少子高齢化社会が進んでいて、人口減少、給料が上がらないといったことがあるので、日本の成長は厳しいと判断できます。
その為、国内の各11%は6%を3%ずつにして、先進国と新興国に配分する、もしくは、5.5%ずつ先進国と後進国に配分して良いかと思います。
ただ、もう起こることは無いでしょうが、日本のバブルみたいなことがあり得るので、全く持っていないのもリスク化と思います。
その為、国内比率は5%、先進国と新興国は14%ずつ、という配分にしてみます。
すると総合的にはこうなります。
株式:債券:REIT=50:10:40
国内:先進国:新興国=15:42:42
全体に見るとなかなかいいバランスになっている気がします。
REIT分はもうちょっと株式に振り分けてもいいかもしれませんが。
こんな感じでポートフォリオを考えてみるのも資産運用の醍醐味ですので、自分なりのポートフォリオづくりをしてみはいかがでしょうか。
以上、それでは。